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2015年の元旦にあたって

2015.01.01

新しい年が明けました。
昨年一年も愚直に様々な課題に取り組みました。 国家権力を縛る憲法を変え易くするため、安倍首相が96条を改正しようとした際には、超党派の「立憲フォーラム」を結成し代表に就任、問題点を世論に訴えました。 また自民党政権に戻って以来、着々と進められる原発再稼働に抗すべく、「原発ゼロの会」による「国会エネルギー調査会」(準備会)を国会開会中はほぼ毎週開催しました。 そして、予想だにしなかった突然の総選挙でしたが、多くの皆さんにお支えもいただき、7期目の当選を果たすことが出来ました。
海江田代表が議席を失う中、行われることになった民主党代表選挙にあたっては、リベラル系が候補を統一して闘わなければならないと奔走しました。一時はあきらめかけましたが、多くの仲間の気持ちが一つになり、長妻昭元厚労相に一本化することが出来ました。 本当によかったと思います。
代表選挙実施が決まった際、リベラル系の中では、年金など社会保障制度を核に格差是正に力を入れてきた候補者を推すグループ、つまり長妻系と、地方や農業を大切にしながら格差解消に取り組むグループ、つまり篠原系、そして私たちの平和運動、脱原発運動を大切に活動するグループの三つの系統がありました。この三つの矢を束ねて一つの矢にして、幅広い「中道リベラル」の旗を立てなければ、代表選挙に勝利できないばかりか、民主党が幅広い国民政党にはなれず、日本の政治に未来はないという思いでした。
私は、民主党は、ある一定の幅(それが「リベラル」ですが)の中で、きちんと弱い者の立場に立った政策を議論し打ち出していく必要があると考えています。旧来の反戦平和だけでなく、従来の日本社会が育んできた保守リベラルの根を大切にしたいとの思いでした。そして、グローバル化した経済構造の下で、格差是正(個人の所得格差、地方と都会との格差等)をどう実現していくのかに取り組んでいきたいと思ってきました。
それを「アベノミクス」に求める声はあるのだとは思います。しかし、アベノミクスは分断政策であり、今回の選挙でも証明されたように、一部の勝ち組の人々にとってはいい政策でも、全ての人にとっていい政策ではありません。「消費税」は、社会保障等の財源のために必要な税だと思っています。しかし、拡大した格差を放置して消費税を増税していくことは、かえって経済成長の阻害要因となります。本末転倒になってしまいます。
また、「集団的自衛権」は、絶対に認めてはならないと考えています。全ての戦争は違法だと決めたのが第一世界大戦後の「パリ不戦条約」であり、その具現化に失敗して突入した第二次世界大戦の反省から生まれたのが日本国憲法の第9条であり、国連憲章であるはずです。もちろん、その精神は未だ実現はされていません。ある意味で、日本は特異なのかもしれません。しかし、その目指す目標を放棄してはならないはずです。
さらに、「原発政策」ですが、あの3.11.を経験した日本が、原発推進を維持していいはずがありません。いえ、そもそも、核のゴミの最終的な処分方法もない中、また、万が一の事故の際の影響が計り知れなく大きいことを考えれば、一刻も早く原発からは撤退すべきと考えます。
「農業政策、特にTPP」、これは難しい問題です。行くも地獄、行かざるも地獄のようなところがあります。しかし、日本の農業は守っていかなければなりません。農業が日本人の精神に与えてきた影響は計り知れないと思っています。また、その環境作用や原風景としての美しさは絶対に守っていかなければなりません。 その「解」を出すのは至難の課題です。しかし、それに取り組んでいくのが政治の課せられた責任であり、民主党が目指すべきものです。そのための代表選にしたいですし、そのために民主党を引っ張る代表として長妻昭さんを押し上げていきたいと考えています。